うつくしま登山ラブ

二岐山山開き(2019年6月2日)

皆様、お疲れ様です。
懲りもせず、またまた、山開きに行って来ました。
今回の行先は、福島県内の多くの山頂から見る事ができる、日本300名山でもある”二岐山”になります。
「山開きの案内表紙」
第37回二岐山山開き表紙
今回の山開きで、37回目を迎えるそうで、安達太良山頂、磐梯山山頂、三本槍岳山頂、蓬田山頂、矢大臣山頂、権太倉山頂などなど・・・・県内の多くの山頂から、男岳と女岳に分かれているので、とっても認識しやすい山が、二岐山になります。
二岐山の由来は、大巨人がその山をまたごうとした時に、大巨人の”いちもつ”がぶつかって、へこみが出来て、今の男岳と女岳になったとも言われております。
「登山ルートと記念バッチ(表・裏)」
二岐山登山ルート
通常は、御鍋神社までの4.4Kmの山道は、自動車で行くのですが、今回はその道を歩くため、片道で、約3時間必要となります。また、未体験の地獄坂と言う、熊も転がり落ちる急な下り坂もあるため、下山が困難になると思って臨みました。
「とらと山火事防止」
山火事が発生したら、大変!!。山火事撲滅を祈念して、写真を撮りました。
とらと山火事注意
「ふたまたぎつね(マスコットキャラクター)」
 二岐山の男岳と女岳を、きつねの両方の耳に見せかけた、”ふたまたぎつね”がお出ましなので記念写真を撮りました。
ふたまたぎつね
「安全祈願」
 7:20から、安全祈願祭が行われました。
二岐山開きセレモニー

「登山開始」
安全祈願祭のあと、山開き式典が行われ、花火の号砲とともに、登山を開始しました。
二岐山登山口の御鍋神社まで、約4.4Kmの舗装道路+林道を歩きます。
登山開始

「吊り橋(二俣橋)」
 舗装道路の最後に、二岐川の吊り橋を通ります。
 この吊り橋で舗装道路が終わり、その先は砂利道の林道となります。砂利道の林道になる手前に3~5台くらいの車を駐車できるスペースがあり、そこから大白森山、小白森山への登山道があります。二岐山山開きですが、こちらに登った方もいたみたいです。
二俣橋
「お鍋神社」
平将門に由来がある、御鍋神社に寄りました。
御鍋神社は、林道から沢の方へ200m程度下りた所にあります。
御鍋神社
「御鍋神社の由来」
 平将門の妻、桔梗と息子である平の九郎が、平家再興のために、この地に住んでおり、女性の守護神として、この神社が出来たみたいです。
御鍋神社の由来
「登山道入り口」
 御鍋神社の入り口から、さらに林道を300mぐらい進んだ所に、二岐山の登山口があります。ここから本格的な登山の開始となり、すぐに急登が始まります。
二岐山登山道入り口
「八丁坂」
 この八丁坂を過ぎると、あすなろ坂があったはずなのですが、急登なため、写真を撮り漏れしておりました。
八丁坂I

「ブナ平」
 急登を登ると、ブナ平と呼ばれるブナ林になります。ここは平坦で歩きやすく、緑に囲まれて大変気持ちが良い場所でした。
ブナ平I

「男岳坂」
 男岳坂になると、最後の急登が続きます。山頂までは、あと500m足らずです。
男岳坂

「山頂(男岳)」
 山頂に到着しました。若干ですが、昨年の11月より、山頂プレートに刻まれている、二岐山の緑色が、薄くなったように感じました。
二岐山山頂

「山頂からの眺望」
 天気は悪くなかったのですが、ガスがかかっており、昨年11月に来た時のようにすばらしい眺望ではありませんでした。二岐山の山頂は、安達太良や、磐梯山ほど広くは無いので、狭いスペースに多くの人で混雑していました。
山頂からの眺望
「つつじ?:シャクナゲ」
 男岳から女岳に行く途中で、色々な花に出会いました。男岳に登る所では見られなかった光景です。シャクナゲと思われる花が咲いていました。
つつじ?

「白い花」
 見事に、真っ白な花が、数輪咲いておりました。調べましたが不明です。しいて言えば、ヒメサユリの白(通常はピンク色)でしょうか?。
白い花
「笹平」
男岳と女岳の間のへこんだ部分が、ここ=笹平になるのですね。
笹平
「女岳山頂」
 笹平から、結構急な登りを数分で、女岳山頂に到着。但し、男岳とは違い、周りは樹木に囲まれていて、眺望はありません。標高はさほど差が無いのですが・・・・
女岳山頂
「あすなろ記念」
 平成元年に、ここで結婚式が行われた模様です。30年前に植樹した木が、こんなに太く、大きく成長したのでしょうか??。
 そして今年は令和元年。会員の皆様に、御利益があるようにと、祈念致しました。
記念樹あすなろ

「地獄坂」
 熊も転げ落ちる!!と言う話しを聞きました。どんな坂なのか楽しみです。
地獄坂I

「女岳坂」
地獄坂、恐るべし。・・・ロープがほぼ100%張られており、手袋をしていない私は、手の皮が擦れて血が出る寸前でした。道標からすると、長さは700m程なのですが、高低差も400mくらいあったように思えます。やっとの思いで、女岳坂にたどり着きましたが、途中で写真を撮る余裕も無い程、すごい坂でした。なんでも、地獄坂を下りられたなら、富士山も登れるとの事で、約50分間の死闘でした。
女岳坂I

「下山口」
ゴール
下山口にある鳥居をくぐって、ゴールと叫びましたが、じつはまだ2.5Kmほどの砂利道となる林道が残っておりました。
下山口からの林道
14時には、山登り本部は解散し、甘酒とお楽しみ抽選会の景品などももらえなくなってしまうので、必死に歩きました。
 必死に歩いたご褒美として、甘酒を飲む事ができました。
そして、お楽しみ抽選会ですが、商工会賞が当たっており、山登りのメモリーとして新しい1ページが残りました。
天栄村商工会賞
「天栄村商工会賞」
天栄村商工会賞中身

■あすなろ記念樹の御利益
 私が、結婚を希望する会員様の代表として、二岐山女岳の山頂にある、あすなろ記念樹に触れて、皆様への御利益があるように、お願いして来ましたので、ご報告いたします。
あすなろ記念樹
 うつくしまJapanの理念としては、うつくしい日本を体で感じて、伝える事も含んでおりますので、ご承知おき頂けると幸いです。

代表:美嶋 伸一

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