台風19号では、我が須賀川市の釈迦堂川も堤防を越水してしまい、須賀川アリーナの周りや、須賀川消防署の周り、阿武隈川に合流する江持地区など、多くの民家、工場を水没させ、大変な被害を出しております。
震災の時は、震度6強の地震のため、我が家も半壊して大変な思いをしたのですが、今回の台風19号では、高台にあるので、被害も無く、普段通りの日々を過ごさせて頂いております。
本日16日から、須賀川でも台風19号で被災した方々に向けたボランティアの募集がありました。
以前は、仕事と自身・家族のケアで精一杯であり、余裕が無かったのですが、今は、自由な時間を取りやすい環境になったので、初めてボランティアに参加させて頂きました。
被災しているお宅を2件回ったのですが、どちらのお宅も1階は泥まみれ、畳は水を精一杯吸い込んで重たくなっており、畳を上げると床板は曲がりくねって歩くのも困難なくらいで、家具は引き出しが開かなくなって傾いて倒れそうで、ドブくさい臭いがしているなど、劣悪な環境になっていました。
どちらのお宅も、年配の女性が独りで生活しており、とても自分では後かたずけができないし、頼れる身内がいない方のように見受けられました。
若い夫婦の場合は、ほとんど二人で後かたずけも進めており、二人で苦難を乗り越える事ができるのですが、お独りで生活している方の場合には、なかなか後かたずけも進みません。
これは、心の問題もあると感じております。
お二人で過ごしている方の場合、避難所から自宅に戻ろうとする意志を強く持つ事ができるのでしょうが、お独りで生活している方は、落ち込んでしまい、モチベーションを上げる事ができす、自宅に戻って、再び元の生活を取り戻そうとする気持ちになれないのだと思われます。
そのような、落ち込んだ気持ちの方に、少しでも前の暮らしを取り戻すようなモチベーションになれるように、後かたずけのお手伝いをするのが、ボランティアの位置付けになります。
婚活をする上でも、今回の台風みたいな苦難や、困難に出会う事もありますが、そんな時に、お独りで悩むのではなく、少しでも前向きの気持ちを取り戻せるようにサポートするのが、結婚相談所のカウンセラーであると考えております。
40歳を超えた女性が結婚出来る確率は1%程度と言われておりますが、そんな困難も、独りで悩むより、カウンセラーに悩みを話して頂く事で、目標を見失わずに前に向かう事ができると思っております。
今回、20代から60代の男子がスコップを手にして集まっている中、たった1人で女子高生がボランティアに参加しておりました。
また、大学の頃からボランティア活動をしており、今回もたった1人で有給休暇を取得して参加した23歳の男性会社員もおりました。
このような気持ちの強い方であれば、もしかすると僕らカウンセラーは不要なのかも知れませんし、あるいは、婚活となった場合には逆に苦手で、僕等の手助けが必要になるかも知れませんが、僕たちカウンセラーは、結婚に対する悩みを抱えている方々の、サポーターですので、お悩みであれば、ご相談頂ければと思います。
代表:美嶋伸一