こんにちは、美嶋伸一です。
今日は梅雨の晴れ間となり、気温も上昇して朝から温かくなったので、ふれあいロードに出かけました。
自宅からは近くなので、ウォーキングです。
高速道路脇に咲いているつつじが見ごろを迎えて、鮮やかなピンク色で壁を作っていました。落花も盛んな状況ではありますが、あと数日は良い状況が続きそうでした。
釈迦堂川の土手に着くと、まず最初に目にしたのが、銀色になびく、猫じゃらしのような草でした。
銀色で風にたなびくその姿は、とっても奇麗で、秋に実った稲穂のような感じもしました。
よく見ると、中には綿毛が飛びそうなものもあり、風に吹かれて種子を飛ばして子孫を残すタイプである事が分かりました。
調べてみると、茅萱(チガヤ)というイネ科・チガヤ属の植物で、花の部分を茅花(チバナ)と呼ぶのだそうです。
古くは万葉の時代から恋の歌や叙景に多く読まれており、花の綿毛の部分は、火を起こす時にも使われていたみたいです。
宮崎駿監督の風の谷のナウシカで、主人公のナウシカが、オームの怒りを鎮める為に、オームの群れに降り立った時の黄金色の草原のイメージにも似ていました。
茅萱・茅花の群生があったのは、東北自動車道の高架下付近で、そちらから国道四号方面へ向かうと、タンポポの群生へと変わりました。
ふれあいロードの文字を形成しているつつじは、今年は花の付きが悪く、葉の緑と花のピンクがまだらになっていましたが、今年は現状が精一杯で、以降は花が散ってしまう模様でした。
川の中を覗くと、所々に40cmくらいの鯉がいて、バシャバシャと体をくねらせて、数匹が群がっていました。
1匹の雌に、数匹の雄が群がって産卵しているみたいです。
NHKで鮭の産卵を放送するのを見たことがありましたが、あの鯉版と言った感じです。
一か所、鮮やかなピンク色で、細い線状の花びらを放射状に沢山つけている花を見つけました。
調べたところ、ガーベラか、ハルジオンと言う花みたいでした。
釈迦堂川沿いのふれあいロードは、花壇が整地され、夏から秋に向けて咲く花の種が植えられており、季節を問わず、憩いの場所になっています。
そして、6月は、人も鯉も、草花も、恋する季節です。
あなたも、うつくしまJapanで、新しい恋のページを開きましょう。
代表:美嶋伸一