こんにちは、美嶋伸一です。 前回は、36歳男性からの質問「婚活しやすい時期(婚活を開始するのに適した時期)」について回答させて頂きましたが、今回はその質問を深堀りして、「結婚しやすい年齢とは」と題しまして、ご紹介させて頂きます。
■結婚しやすい年齢とは 結婚しやすい年齢とは、交際(※1:真剣交際)している会員さんが多い年齢として、定義できます。 従って、実際に、年齢別の会員さんの数及び、交際している会員さんの数をグラフ化し、結婚しやすい年齢について考えてみました。
※1:真剣交際とは、結婚相談所における婚活で、お相手を1名に絞り、結婚を意識したお付き合いをする事を指します。 通常、交際と真剣交際は区別するのですが、今回は、交際=真剣交際として説明しております。
グラフより、女性の入会者は27歳から増加し、29歳では、30歳までには結婚したいと考えておられる方の、ご入会ピークを迎えます。
29歳から30歳の所では、入会される会員数の伸びよりも、交際される会員数の伸びが上回っており、ご結婚されるのであれば、29歳から30歳が一番良いと言えそうです。
一方で、30歳から31歳にかけては、女性会員の数が倍増しており、30歳を過ぎてから、女性も本気で結婚及び、結婚相談所における婚活を意識するようになるのだと思われます。
そして、34歳から35歳にかけて、また大きく増加します。 これは、35歳と言う年齢を過ぎると、妊娠&出産への身体的な負担や、生まれて来るお子様への影響などを、心配されているためであると思われます。
尚、交際が出来ると言う事は、女性が男性から選ばれている証しであり、また、女性もそれに”応える自信がある”とも言えます。
そのような観点から、女性の入会数に対する平均(ブルーの点線)と、女性の交際数に対する平均(オレンジの点線)のグラフに着目すると、35歳を境に、交際数の平均(オレンジの点線)が下がっており、30歳の時と比較すると、会員数は増えておりますが、交際数は会員数に比例して増えていない事が判ります。 36歳~37歳にかけては、会員数も大幅に減少するのですが、それ以上に交際されている女性の数が減っており、より交際しにくくなっている事が判ります。
言い方を変えると、35歳を過ぎると、女性は男性から選ばれにくくなり、また、選ばれた女性も男性に”応える自信が下がっている”ので、交際に至る割合が下がってしまうのだと思われます。
このように、女性が男性から選ばれにくくなると言うのは、女性が望んでいるような男性に選ばれにくくなると言う事であり、お見合いの申込数が極端に無くなってしまうと言う訳ではありません。 ですので、お見合いの申込数が比較的多い女性の場合、お見合いの申込数があまり変わらないので、この事に気が付きにくい場合もあるようです。
■結婚相談所で結婚しやすい年齢 上記に記載した通り、結婚相談所で結婚しやすい女性の年令は、交際に至る比率が高い、35歳までと言えそうです。
最も結婚しやすい年齢=29歳~30歳 結婚しやすい年齢=35歳まで
35歳で結婚願望をお持ちの貴女(あなた)へ 35歳を超えると、男性からも選ばれにくくなってしまいますので、希望される男性の年令範囲を広げて、年収を下げるとか、お写真やプロフィールなど机上の推論でお相手男性を選ぶのではなく、ご自身が男性から選んでもらう意識改革を行って、ご自分からお見合いの申込を行い、もし男性からお見合いの依頼があれば、よほどの事が無い限りにおいて、お見合いを行うようにするなど、積極的に活動される事をお勧め致します。
以上、宜しくお願い致します。
代表:美嶋伸一