釈迦堂川の桜2019(つぼみ):小彼岸桜(コヒガン)は5分咲き
こんにちは、美嶋伸一です。
今日は釈迦堂川の桜の状況についてお知らせします。
須賀川アリーナの前を流れている釈迦堂川には約2Kmに渡り350本の桜が植えられています。樹齢は30年から50年程度、見事な美しさで、毎年、釈迦堂川堤防(ふれあいロード)を歩く人々を魅了しています。満開時には、手をつないでお花見をするカップルや、花見酒を楽しむ老若男女、堤防での草滑りとお花見を一緒に楽しむ家族連れでにぎわいます。数日前には、桜まつりの提灯も飾られた所ですが、今はまだ桜はつぼみの状態です。
「2019年3月27日の釈迦堂川の状況」
青空で満開の桜も大変素晴らしいのですが、提灯でライトアップされた桜を見ながら飲むお酒は、昼間と違ってまた大変素晴らしいものであり、今から待ち遠しい限りです。
そんな中、釈迦堂川堤防の桜並木ではない、土手に咲いていた早咲きの桜がありましたので以下にご紹介します。
「2019年3月27日の釈迦堂川土手の小彼岸桜の状況」
場所は、須賀川アリーナから釈迦堂川堤防を国道4号線方面に1kmほど歩いた終点=4号国道の橋の下、須賀川桐陽高校の前あたりの釈迦堂川土手で、細い枝のような幹の木が20本ほど群生して、上記写真のように精一杯の花を咲かせています。
この花の特徴について、ネットを調べたところ、
①樹木としてはあまり大きく育たず、5m程度である。
②枝を沢山張り巡らせる性質がある。
③花期が早く、春の彼岸ごろには花が咲き始める。
④花は5枚一重で薄い紅色の花であるが、ソメイヨシノよりは濃い。
と言う特徴が一致する事から、エドヒガンとマメザクラの交雑種と考えられている小彼岸(コヒガン)と呼ばれる桜であることが判りました。
小彼岸桜は、まだ”つぼみ”でしかない”釈迦堂川の桜並木”脇の土手で、一足早く春の訪れを感じさせておりました。
代表:美嶋 伸一